アウディ A1 登場---入門プレミアムコンパクト、198万円から

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A1
A1 全 10 枚 拡大写真

アウディは10日、新型車『A1』を発表した。アウディならではのプレミアム性を小型ボディに凝縮したモデルで、欧州では1万6000ユーロ(約198万円)からの価格を武器に、若い顧客の獲得を狙う。

若い顧客向けのアウディ A1

A1は、3ドアハッチバックボディだけを用意。ボディサイズは、全長3950×全幅1740×全高1420mm、ホイールベース2470mm。日本でも人気の『A3スポーツバック』(全長4290×全幅1765×全高1430mm、ホイールベース2575mm)と比較すると、ひと回り小さい。欧州では、『MINI』などと同じBセグメントに属する。

外観は、エモーショナルで力強く、前衛的なイメージを訴求。シングルフレームグリルこそ、アウディ車に共通する装備だが、AピラーからCピラーへと続くクロームアーチなどのディティールには、若々しい雰囲気を持たせている。ヘッドランプのデイタイムランニングライトやテールランプには、LEDが使用された。

インテリアは、スポーティさを強調。ダッシュボードの形状は航空機の翼がモチーフで、4か所の空調はジェットエンジンを思わせる。センターコンソールはフローティングスタイル。トランク容量は267リットル(VDA計測法)を確保しており、後席を倒せば920リットルへ拡大する。

基本トリムは、豪華志向の「アトラクション」とスポーツ志向の「アンビション」の2種類。アトラクションはシート色がブラックかチタニウムグレーとなり、アンビションは、チタニウムグレーかワサビグリーンが選択できる。アンビションにはレザー内装がオプション設定され、色は3種類を用意した。

エンジンはガソリン2、ディーゼル2の合計4ユニットで、すべて直噴ターボ。全車がアイドリングストップ機能を組み込む。駆動方式は、FFのみだ。

ガソリンは「1.2TFSI」が、1.2リットル直4ターボ(86ps、16.3kgm)。5速MTとの組み合わせで、0 - 100km/h加速は12.1秒、最高速は179km/hの性能だ。欧州複合モード燃費は19.6km/リットル、CO2排出量は119g/km。

「1.4TFSI」は、1.4リットル直4ターボ(122ps、20.4kgm)。6速MTと7速「Sトロニック」が設定される。0‐100km/h加速は9.1‐9.2秒、最高速は200km/h、欧州複合モード燃費は18.5‐19.6km/リットルの性能を備える。

ディーゼルは「1.6TDI」で、2種類のチューニングを用意。トランスミッションは、どちらも5速MTだ。105ps、25.5kgm仕様は、0 - 100km/h加速10.8秒、最高速187km/h、欧州複合モード燃費25.64km/リットル。90ps、23.5kgm仕様は、0 - 100km/h加速12.2秒、最高速179km/h、欧州複合モード燃費26.32km/リットル、CO2排出量99g/kmと、環境性能が高い。

コスト面の制約から、アウディ自慢のオールアルミ構造「ASF」の導入は見送られたが、軽量な高張力スチールを積極採用することで、ホワイトボディの重量は221kgとした。車両重量も1045kgからに抑えられ、プレミアムコンパクトとしては、クラストップレベルの軽さを実現している。

新型A1は、3月2日に開幕するジュネーブモーターショーで正式発表。生産はアウディのブリュッセル工場が担当する。欧州では今夏から販売が開始され、価格は1万6000ユーロ(約198万円)からを予定。従来のアウディでは取り込めなかった若い顧客にアピールする。

《森脇稔》

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