鉄道輸送で荷物の位置をリアルタイムに提供

自動車 テクノロジー ネット
http://www.z-mail.jp/
http://www.z-mail.jp/ 全 1 枚 拡大写真

鉄道利用運送事業者(フォワーダー)が主体となって構成する鉄道Webサービス実証委員会は、日本貨物鉄道(JR貨物)、通運関連団体の協力を得て「鉄道Webサービス」の運用を開始する。

同委員会は、鉄道輸送でもインターネットを活用して顧客の戸口から戸口まで、最新の輸送情報をシームレス、迅速に提供するためのプロジェクトで、今回JR貨物が持つオンレールの輸送情報とフォワーダーが持つオフレール(集配)の輸送情報を結んだ情報システムである鉄道Webサービスを開発した。

システムではインターネットに接続できるパソコンがあれば、利用者は登録するだけで利用可能で登録料金も会費も不要。鉄道輸送中はJR貨物のTRACEシステムとPRANETSシステムが、配達中はフォワーダーの情報システムがコンテナの輸送情報を把握する。コンテナの輸送状況や配達予定時間のタイムリーな情報をウェブ問い合わせ、電子メール通知サービスで宅配便の荷物問い合わせ感覚で把握できる。

システムにより、鉄道コンテナ輸送は便利に安心して利用できるようになるのに加え、CO2削減による地球環境の保護にも寄与し、トラック輸送から鉄道輸送にシフトさせるモーダルシフトが加速するのに役立つ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る