【ジュネーブモーターショー10】ベルトーネのアルファクーペ、その名は パンディオン

自動車 ニューモデル モーターショー
ベルトーネが手掛けたアルファロメオ パンディオン
ベルトーネが手掛けたアルファロメオ パンディオン 全 4 枚 拡大写真
イタリアのデザイン工房、ベルトーネがアルファロメオの創立100周年を記念して、3月2日に開幕するジュネーブショーで初公開するコンセプトカーの概要が明らかになった。その名は、『パンディオン』(PANDION)である。

アルファロメオは今年のジュネーブモーターショーにおいて、『159』『ブレラ』『スパイダー』それぞれの後継車のコンセプトカーを出品する計画。そのうち、ブレラ後継車を示唆するのが、ベルトーネが手がけたパンディオンだ。

そのデザインは、フロントにこそアルファ伝統の盾グリルが配されているものの、未来感覚にあふれるもの。大胆なウェッジシェイプや大きなガラスエリアが目を引くスポーツクーペのスタディモデルである。4.7リットルV8エンジンなど、メカニズムの多くは『8Cコンペティツィオーネ』から流用されているもようだ。

アルファロメオスパイダー後継車に関しては、イタリアのカロッツェリア、ピニンファリーナがジュネーブモーターショーにおいて、2シーターのオープンスポーツカーコンセプトを披露する予定。1966年に登場した初代アルファロメオ『スパイダー』を、現代流にアレンジしたような流麗なフォルムを持つモデルとなる。

残る1台、159後継の4ドアセダンコンセプトカーに関しては、ジウジアーロ率いるイタルデザインが担当することが判明。ベルトーネ、ピニンファリーナ、イタルデザインが、アルファロメオ100周年に向けて顔をそろえるという、なんとも豪華な競作である。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  4. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る