氷海航行管理システム 日本郵船とウェザーニューズが共同開発

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
NYK E-missions’ 上の「氷海航行管理システム」
NYK E-missions’ 上の「氷海航行管理システム」 全 2 枚 拡大写真

日本郵船とウェザーニューズは「氷海航行管理システム」をロシア極東・サハリン向けLNG(液化天然ガス)輸送船を対象に導入した。

氷海航行管理システムは、船舶から送られるリアルタイムの実況リポートを取り入れた世界初のシステム。

ロシア極東やサハリンは豊富な天然資源に恵まれ、ここで産出するLNGは海上輸送で日本に輸出されている。一方で、冬期間これらの地域に入出港する船舶は、海氷の状況によっては船体の損傷が懸念されるほか、航行そのものができなくなることもある。このため、航海計画から航海、荷役の可否判断まで、正確、詳細な海気象情報を運航管理部門と船舶が共有することが重要だ。

日本郵船グループは、これらの海域を航行する船舶に多大な影響を与える海氷の状況を監視・把握し、船舶の安全運航を実現していくための氷海航行管理システムをウェザーニューズのIce Routingをもとにウェザーニューズと共同開発し、導入した。

システムは、日本郵船グループが既に導入している運航管理情報統一システム上でモニタリングすることが可能だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る