トヨタ自動車は顧客や取引先、株主、従業員などステークホルダーとのコミュニケーションのあり方を検討して改善につなげるため、2月17日付で「BRコミュニケーション改善室」を新設した。
今回の大量リコール問題が契機となったもので、ステークホルダーとの密接なコミュニケーションの推進を世界的に図る方策や体制などを検討する。田原工場と三好工場の工場長だった永田理常務役員が専任担当となり、組織横断的にメンバーが参画して改善策などを検討する。
「BR」は「ビジネス・リフォーム」あるいは「ビジネス・リボリューション」を表しており、同社では1990年代半ばからさまざまな業務改革をBRチームによって推進してきた経緯がある。