日産志賀COO、EV量産化「初期段階は年20万台規模」

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報道陣からの質問に答える志賀俊之COO
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日産自動車は30日、横浜市の本社で電気自動車(EV)『リーフ』の予約開始に関する記者会見を開いた。このなかで志賀俊之COOは、今後のEVの生産規模について2012年の量産化初期段階で「年20万台くらいになろう」との見通しを示した。

『リーフ』は今年秋からの米国を皮切りに12月には日本、次いで欧州で発売する。生産は秋から追浜工場(横須賀市)のみで立ち上げる。

追浜の初期段階の能力は年5万台となる。グローバルな量産ステージに入るのは12年からで、米国と英国での生産が加わる。志賀COOは同年あたりで年20万台規模と想定していることを明らかにした。また、追浜については需要動向を見ながら「さらに(能力を)増やすことも考えたい」と語った。

一方で、電池については国内外5か国で生産する計画であり、仏ルノー向けを含め2012年以降は「年50万台の体制が整う」(志賀氏)としている。

《池原照雄》

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