【ニューヨークモーターショー10】スズキ キザシ にスポーツを設定

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米国スズキは30日、『キザシ』に新グレードの「スポーツ」を追加すると発表した。実車は、31日に開幕するニューヨークモーターショーで披露される。

新型キザシは、2009年7月にデビュー。スズキ初のプレミアムミッドサイズセダンで、同社のフラッグシップセダンとして、ブランドイメージ向上の役割を担う。

フロントマスクは、ひと目でスズキ車とわかるアイデンティティを表現。短いフロントオーバーハングやボリューム感を持たせたボディラインの効果もあって、スポーティな雰囲気を発散する。ボディサイズは全長4650×全幅1820×全高1480mm、ホイールベース2700mmだ。

エンジンは、新開発のオールアルミ製2.4リットル直列4気筒ガソリンで、最大出力188ps、最大トルク23.5kgmを発生。トランスミッションは6速MTとパドルシフト付きCVTだ。駆動方式はFFと「i-4WD」と呼ばれる4WD。この4WDは通常はFF走行が基本で、「AWD」スイッチを押すと後輪に駆動トルクを配分し、滑りやすい路面での走行安定性を高めてくれる。

インテリアは、左右対称のインパネが特徴。各部の素材は吟味され、プレミアムスポーツセダンにふさわしい仕上がりを見せる。前席はスポーツシートとなり、オプションでレザーが選択可能。室内空間は大人4名に充分なスペースを確保している。

キザシのデビューから8か月を経て、今回追加されたのが、スポーツ。米国では「GTS」「SLS」の両グレードがベースだ。

外観は専用フロントバンパー、サイドシルエクステンション、リアスポイラーを装備して、スポーツ度をアップ。バンパーやサイドモールには、クロームのアクセントが添えられる。

足回りは10mmローダウンされ、専用の18インチアルミホイールを採用。室内は、レザー製スポーツステアリングホイールや、レザー製シフトノブ&パーキングブレーキレバーなどが追加された。

キザシスポーツは、31日に開幕するニューヨークモーターショーで披露された後、米国では2011年モデルとして、今夏から販売がスタート。米国スズキは「すでに好評を得ているキザシに、新しい選択肢が加わる」と、アピールしている。

《森脇稔》

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