【ニューヨークモーターショー10】キア オプティマ 新型、2011年にはハイブリッドも設定

自動車 ニューモデル モーターショー
キア オプティマ
キア オプティマ 全 8 枚 拡大写真
キアモータースは1日、ニューヨークモーターショーにおいて、新型『オプティマ』を発表した。ヒュンダイ『ソナタ』のキア版で、2011年初頭には、同社として初のハイブリッドも用意される。

初代オプティマは、2000年デビュー。親会社のヒュンダイのソナタのプラットホームをベースに開発されたミッドサイズセダンだ。2代目は2005年に登場。米国ではオプティマ、欧州では『マジェンティス』、韓国では『ロッツェ』のネーミングで販売されている。

2010年のニューヨークモーターショーでは、3代目オプティマが登場。先代よりもワイド&ローで、流れるようなフォルムには、キアの最新デザインDNAが表現された。

ボディサイズは、全長4844×全幅1829×全高1455mm、ホイールベース2794mm。先代比で43mm長く、13mm背が低く、ホイールベースは74mm延長された。ロングホイールベース化によって、室内のゆとりが引き上げられている。

エンジンなどのメカニズムは、新型ソナタと共通。直噴2.4リットル直列4気筒ガソリン「GDI」は、最大出力200psを発生する。ヒュンダイが、今回のニューヨークモーターショーで披露した直噴2.0リットル直列4気筒ガソリン「GDI」ターボ(274ps)や、ハイブリッドもラインナップされる。

グレード構成はLX、EX、SXの3タイプ。トランスミッションは、LXに6速MTが用意されるが、基本的にはパドルシフト付き6速AT「スポーツマチック」だ。EXにはマイクロソフトと共同開発した車載テレマティクス「UVO」、SXにはブラックレザー内装が標準装備される。

新型オプティマは、米国では2011年モデルとして、今秋からディーラーに並べられる。キアのチーフデザイナー、ペーター・シュライヤー氏は、「新型のシンプルかつ流れるようなラインとエレガントさは、仕立てのいいイタリアンスーツのように人目を引く」と、自信たっぷりだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る