無謀運転で出会い頭事故、自動車運転過失致死傷罪で追起訴

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2009年10月、埼玉県熊谷市内の市道で乗用車を飲酒運転し、軽乗用車に衝突する事故を起こして3人を死傷させたとして、すでに道路交通法違反の罪で起訴されている31歳の男について、さいたま地検熊谷支部は3月31日、自動車運転過失致死傷罪で追起訴した。

起訴状によると、問題の事故は2009年10月23日の午後11時30分ごろ発生した。熊谷市上根(N36.12.24.1/E139.23.1.6)付近の市道で、交差点を進行していた乗用車と軽乗用車が出会い頭に衝突。双方のクルマは大破し、軽乗用車に乗っていた同市内に在住する56歳と27歳の女性が車外に投げ出され、全身強打で死亡。乗用車を運転していたブラジル国籍を持つ31歳の男と、同乗していた24歳の男性が重傷を負っている。

乗用車を運転していた男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。警察は後に男を自動車運転過失致死傷と道交法違反容疑で逮捕したが、検察は客観的証拠が得られている道交法違反の罪で起訴していた。

その後の調べで、男が制限速度を大幅に超過した90-100km/hで走行していたうえ、赤信号の交差点に進入していたことが判明。男もこれを大筋で認めたことから自動車運転過失致死傷罪で追起訴している。

《石田真一》

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