GM中国新車販売71.4%増、記録更新…1-3月実績

自動車 ビジネス 企業動向
エクセル
エクセル 全 4 枚 拡大写真

GMは3日、2010年第1四半期(1‐3月)の中国新車セールスの結果を公表した。総販売台数は過去最高の62万3564台で、前年同期比71.4%という大幅な伸びを達成した。

3月単月の新車販売台数は、前年同月比67.9%増の23万0048台と、15か月連続の前年実績超え。GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMと、SAIC-GM(上海通用五菱汽車)の2社がある。3月新車販売は、上海GMが88.8%増の8万6967台、SAIC-GMが42.6%増の12万9489台だった。

上海GMでは、ビュイックブランドが前年同月比46.9%増の4万7533台と牽引。ロワミディアムセダンの『エクセル』が1万9110台を販売し、ベストセラーに君臨。2009年にデビューした新型『ラクロス』は1万0481台、新型『リーガル』も7838台と人気を集める。オペル『アストラ』がベースの新型『エクセルXT』も、4118台と好調な立ち上がりだ。

シボレーブランドは、前年同月比151.5%増の4万6139台をセールス。2009年4月に投入した『クルーズ』が1万6259台とヒット。『スパーク』が8128台、『エピカ』が6367台、『セイル』が6291台を販売している。

SAIC-GMは3月、前年同月比41.8%増の12万1361台をセールス。ベストセラーミニバンの『サンシャイン』が、7万1872台という記録的なセールスを達成する。2009年8月に設立されたトラック合弁のFAW-GMは、1万3200台を売り上げた。

GMチャイナのケビン・ワーレー社長は、「初のマイカーとして、コンパクトで燃費のいい車を選ぶ傾向が強い」と、中国の顧客の傾向を分析している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る