【ニューヨークモーターショー10】三菱 RVR、米車名は アウトランダースポーツか

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三菱CUV(日本名:RVR)
三菱CUV(日本名:RVR) 全 8 枚 拡大写真

三菱モーターノースアメリカは3月31日、ニューヨークモーターショーにおいて、米国向けの『RVR』を披露した。日本仕様とは異なる2.0リットルエンジンを搭載。現時点では車名は決定していないが、『アウトランダースポーツ』が有力だ。

三菱自動車は2010年2月、新型RVRを発表。『アウトランダー』をベースに開発した小型クロスオーバーだ。3月のジュネーブモーターショーにおいては、欧州仕様の『ASX』を披露。2010年のニューヨークモーターショーでは、米国市場への投入も宣言された。

日本仕様のRVRは、1.8リットル直列4気筒ガソリン「MIVEC」エンジン(139ps、17.5kgm)を搭載する。しかし、米国向けでは、2.0リットル直列4気筒ガソリン「MIVEC」に換装された。最大出力は148ps/6000rpm、最大トルクは20kgm/4200rpmを発生。PZEV(パーシャル・ゼロ・エミッション・ビークル)仕様は、スペックが143ps、19.8kgmに抑えられる。

ラインナップは5速MTの「ES」と、パドルシフト付き6速CVTの「SE」の2グレード。SEには、AWC(オールホイールコントロール)4WDがオプション設定される。ASC(アクティブスタビリティコントロール)や、HSA(ヒルスタートアシスト)、7エアバッグは全車標準。米国EPA(環境保護局)予想高速燃費は、13.18km/リットルだ。

新型の特徴が、エアロダイナミクス性能の高さ。空気抵抗係数を示すCd値は、0.33だ。三菱によると、マツダ『CX-7』の0.34、ヒュンダイ『ツーソン』の0.37、ホンダ『CR-V』の0.38よりも優秀だという。

また、取り回し性能の高さもポイント。最小回転半径は5.3mで、三菱によると、フォード『エスケープ』の5.6m、日産『ローグ』の5.7m、スバル『フォレスター』の5.75mよりも小回りが効くという。

三菱RVRは、年内に米国市場へ投入。アウトランダーの下に位置する入門クロスオーバーの役割を担う。車名は正式決定していないが、『アウトランダースポーツ』が有力だ。

《森脇稔》

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