痛車 インテグラ、全日本ラリー初戦でクラス優勝

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
メロンブックスの看板娘「メロンちゃん」、ドライバー眞貝知志選手、コ・ドライバー田中直哉選手
メロンブックスの看板娘「メロンちゃん」、ドライバー眞貝知志選手、コ・ドライバー田中直哉選手 全 2 枚 拡大写真

アニメキャラクターをペイントした「痛車」で全日本ラリー選手権に参戦するメロンブックス・ラリーチャレンジは、4月9日から11日にかけて行われた「ツール・ド・九州 in 唐津」でJN-3クラス優勝を果たした。

メロンブックス・ラリーチャレンジは、アニメ、マンガ系グッズを販売するメロンブックスをメインスポンサーに、痛車での国内モータースポーツ参戦を続けている。2010年シーズンは全日本ラリー選手権、全6戦にJN-3クラスへ参戦。車両は「メロンブックスDLテインBRIG インテグラ」で、ドライバーは眞貝知志選手、コ・ドライバーは田中直哉選手だ。

今シーズン初戦となる第1戦ツール・ド・九州 in 唐津、10日のデイ1ではSS1からベストタイムを記録。SS4でもベストタイムを記録し一時トップとなるが、SS7でのスピンによりS-GTドライバー筒井克彦選手の駆る『S2000』に首位を明け渡す。SS10で筒井S2000がクラッシュしリタイヤ、松本琢史選手が駆るロータス『エキシージ』がトップとなり初日は終了。

11日のデイ2は朝から小雨。メロンブックスインテグラは、ヘビーウェット用ソフトコンパウンドタイヤを投入し、一気に勝負を掛ける作戦。激しい首位争いが繰り広げられる中、残る3本のSSを前にした最終のサービスDで明暗が分かれた。メロンブックスインテグラはタイヤ変更なし、松本エキシージはドライになると見込みミドルコンパウンドを選択した。

サービスを出てまもなく雨が強くなり、松本エキシージはリヤタイヤが路面を捉えきれず2番手に後退、メロンブックスインテグラは5.5秒の差をつけトップに。さらにメロンブックスインテグラは、最後の勝負所となったSS21で松本エキシージをさらに4.6秒引き離すスーパーベストを獲得し、首位争いに終止符を打った。

最終成績は、総合8位、JN-3クラス1位。メロンブックス・ラリーチャレンジにとって2010年シーズンは好調なスタートとなった。

次戦は、5月21日から23日におこなわれる第3戦の「ラリー北海道」。同チームは2008年以来となるクラスタイトル獲得に向けさらなる闘志を燃やす。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  4. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  9. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  10. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
ランキングをもっと見る