NTN、軸受製造で中国企業とアライアンス検討へ 

自動車 ビジネス 企業動向

NTNは19日、中国の洛陽LYC軸承(洛陽LYC)と自動車用軸受を製造する合弁会社を設立することを含めた、両社のアライアンス検討を開始することで合意したと発表した。

洛陽LYCは中国トップクラスの軸受メーカーで、中国内において販売や調達の広範なネットワークを有し、自動車市場での販売拡大を目指している。

NTNと洛陽LYCは、中国で2世代、及び3世代のハブベアリングとニードルベアリングを製造・販売する合併会社を設立することで、最高水準の品質レベルとコスト競争力を同時に達成し、中国内外の自動車メーカーに向けて販売拡大を目指す方向で検討する。また、中国での自動車、産業機械向け商品の販売拡大を目的に両社の販売ネットワークを相互に活用することも検討する。

合併締結は2010年7月末までに締結し、8月末までに合弁会社を設立して技術ライセンス契約を結ぶ予定で、2011年10月末までに合弁会社での量産開始を目指す。合弁会社への総投資額は約10億元(約130億円)。

NTNはこれらのアライアンス案件を含め、5年後の中国での売上高1000億円を目指すとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
  2. ヴェゼルの正解ホイールはこれだ!RAYS『HOMURA & RSS』の最新“純正適合ホイール”を一気見PR
  3. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  4. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  5. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る