レクサスカナダ、IS の広告を急遽差し替え

自動車 ビジネス 企業動向
問題の広告のスクリーンショット。「人が乗っていない」ため、意図しない加速を連想する可能性があるという。
問題の広告のスクリーンショット。「人が乗っていない」ため、意図しない加速を連想する可能性があるという。 全 4 枚 拡大写真

レクサスが4月上旬、カナダの同社ウェブサイトに掲載した『IS』の広告写真。ある理由で、この写真が差し替えられていたことが判明した。

画像4枚:レクサス ISシリーズ

差し替え前の写真は、レッドの『IS-C』、シルバーの『IS』、ブルーの『IS-F』の3台が並べられ、FR駆動車らしく、後輪からタイヤスモークを上げる迫力のショットが見られる。ISのスポーツ性が前面に押し出された広告である。

もちろん、この画像は合成された写真なのだが、この写真にクレームが付いたようだ。実は、3台ともドライバーが搭乗していないのだ。無人状態のISがタイヤスモークを上げているのだから、見る者からすれば、ISがドライバーの意図しない加速を引き起こしていると連想する可能性がある。

4月21日現在、問題の写真は別のカットに差し替えられている。レクサスカナダにとっては、非常にタイミングの悪い広告となったようだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る