【北京モーターショー10】シュコダ オクタビア…中国主力セダンが改良

自動車 ニューモデル モーターショー
シュコダ・オクタビアMingRui
シュコダ・オクタビアMingRui 全 9 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループでチェコに本拠を置くシュコダは23日、北京モーターショーで『オクタビアMingRui』のマイナーチェンジ車を公開した。

『オクタビア』は、シュコダの主力セダン。中国向けには2007年6月、オクタビアMingRuiとして投入された。上海VWの工場で現地生産された初のシュコダブランド車で、2009年は8万5000台以上を販売。現在、中国におけるシュコダ車の約70%を占める人気となっている。

今回のマイナーチェンジは、欧州での改良に準じたもの。フロントマスクは、クロームメッキが強調された新デザインとなり、さらに高級感がアップ。エアコンやアルミホイールを全グレードに標準化するなど、装備の引き上げも図られた。

エンジンは、ガソリン2、ディーゼル1の3ユニットが基本。ガソリンは1.4リットル直列4気筒ターボ「TSI」(130ps)と1.6リットル直列4気筒(105ps)。ディーゼルは2.0リットル直列4気筒ターボ「TDI」(120ps)だ。トランスミッションは5速MTと6速ATで、TSIにはDSGも用意される。

シュコダは2009年、中国で12万2556台を販売し、08年比106.6%増という驚異的な伸びを達成。今年第1四半期(1 - 3月)も、4万2700台超と好調な滑り出しだ。シュコダはオクタビアMingRuiの改良で、販売台数の上乗せを狙う。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る