マツダ山内社長「今年度から反転攻勢」
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今期の世界販売は前期比6%増の127万台を計画。日本と欧州は5%の減少としているものの、『マツダ2』(日本名『デミオ』)を投入する北米、また市場が急拡大している中国でいずれも17%増の高い伸びをめざす。売上高は4.9%減の2兆2700億円の計画。
山内社長は「3年前からモノづくり革新と環境技術の強化に取り組んできたが、今年度から具体的な商品の投入が始まる。反転攻勢に向けて革新をさらに推進する」と強調した。10年3月期の世界販売は5%減の119万3000台だったが、第2四半期から黒字転換し、通期の営業利益は95億円だった。
《池原照雄》