日産、EV用リチウムイオン電池の生産能力を年9万台に

エコカー EV
リーフに搭載されるリチウムイオン電池モジュール(セルの集合体)
リーフに搭載されるリチウムイオン電池モジュール(セルの集合体) 全 6 枚 拡大写真

日産自動車は11日、電気自動車(EV)用リチウムイオン電池の国内生産能力を2011年までに年間9万台分に増強すると発表した。

日産リーフとリチウムイオン電池

従来EV用のリチウムイオン電池は年間5万4000台分を生産する計画だったが、今後の需要を見込み3万6000台分を上乗せし年間9万台分に増やす。同電池を搭載するEV『リーフ』の予約が計画を上回っているほか、ルノー向けの生産が上乗せになる。

日産は51%を出資するNECとの共同出資会社、オートモーティブエナジーサプライ(AESC、神奈川県座間市)で今年後半からハイブリッド車(HV)用とEV用のリチウムイオン電池を生産する。従来、HV用、EV用で年間計6万5000台分を生産する予定だったがEV用の生産量を増やす。AESCで生産するリチウムイオン電池はラミネート型で、車載用としては世界初の量産になる。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R9』が発売前に完売!? 人気の理由は「コスパ」にあり
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る