中国新車販売、日系メーカーではトヨタが首位…2010年上半期実績

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日系メーカーの今年上半期(1~6月)の中国新車セールスの結果が出そろった。トヨタが前年同期比27.4%増の36万2300台を販売し、日本メーカーでは首位に立った。

トヨタは中国で、一汽トヨタと広汽トヨタの2つの合弁事業を展開。一汽トヨタは『カローラ』などの主力車種がリコール問題の影響で販売を落としたが、広汽トヨタは『ハイランダー』の人気で実績を伸ばし、トータルで上半期としては過去最高の36万2300台をマークした。

2位は日産の中国合弁、東風日産乗用車で33万0700台。前年同期比は47%増と大幅な伸びを記録した。『シルフィ』や『ティアナ』など、主力セダンの売れ行きが大幅増に貢献した。

以下、3位はホンダで前年同期比22%増の30万9600台、4位はスズキで32.7%増の15万5100台、5位はマツダで35.8%増の10万6600台、6位は三菱で58.5%増の8万5100台。三菱は『ランサー』の好調により、58.5%という大幅な伸びを達成している。

中国汽車工業協会によると、中国の今年上半期新車販売は、前年同期比47.7%増の901万6100台。通年では1700万台超えが見込まれており、世界最大市場の座は揺るぎない。

《森脇稔》

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