大型車両向けマルチアングルビジョン 富士通テンが開発

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全周囲確認イメージ
全周囲確認イメージ 全 2 枚 拡大写真

富士通テンは、車両周辺監視システム「マルチアングルビジョン」について新たに車両周囲の確認が困難な大型車両向けを開発した。今後、商品化を目指す。

開発したシステムは、岡山県のバス運送事業者の両備グループが創立100周年を記念して製作したコンセプトバス『SOLARVE』(ソラビ)に搭載した。

マルチアングルビジョンは、立体的な俯瞰映像で様々な視点から車両周囲を表示し、ドライバーの安全運転をサポートする世界初のシステム。富士通研究所の画像処理技術、富士通セミコンダクターの車載画像処理LSI技術、富士通テンのクルマ向けHMI技術・車載化技術を融合することで実現した。

現在、トヨタ自動車の『プリウス』、『アルファード』、『ヴェルファイア』の3車種を対象に、オプション「マルチアングル全周囲モニター」として設定している。

富士通テンは、両備グループから近未来のバスを具現化するコンセプトバスSOLARVEへ搭載したいとの意向を受けて、新たにバス用を開発した。今回のバス用の開発で培ったノウハウを生かし、今後バス・トラックなど大型車両用「マルチアングルビジョン」を商品化する。

《レスポンス編集部》

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