大型車両向けマルチアングルビジョン 富士通テンが開発

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
全周囲確認イメージ
全周囲確認イメージ 全 2 枚 拡大写真

富士通テンは、車両周辺監視システム「マルチアングルビジョン」について新たに車両周囲の確認が困難な大型車両向けを開発した。今後、商品化を目指す。

開発したシステムは、岡山県のバス運送事業者の両備グループが創立100周年を記念して製作したコンセプトバス『SOLARVE』(ソラビ)に搭載した。

マルチアングルビジョンは、立体的な俯瞰映像で様々な視点から車両周囲を表示し、ドライバーの安全運転をサポートする世界初のシステム。富士通研究所の画像処理技術、富士通セミコンダクターの車載画像処理LSI技術、富士通テンのクルマ向けHMI技術・車載化技術を融合することで実現した。

現在、トヨタ自動車の『プリウス』、『アルファード』、『ヴェルファイア』の3車種を対象に、オプション「マルチアングル全周囲モニター」として設定している。

富士通テンは、両備グループから近未来のバスを具現化するコンセプトバスSOLARVEへ搭載したいとの意向を受けて、新たにバス用を開発した。今回のバス用の開発で培ったノウハウを生かし、今後バス・トラックなど大型車両用「マルチアングルビジョン」を商品化する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  4. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
  5. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る