マツダ RX-8、英国向けに最終モデル

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RX-8英国仕様
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マツダが欧州での販売を終了する4ドアロータリースポーツ、『RX-8』。その英国向け最終モデルが27日、発表された。

マツダは今年5月、欧州市場において、RX-8の販売を終了させると発表。これは、欧州の排出ガス基準、「ユーロ5」に適合できないのが理由だ。ただし、日本や北米では、RX-8の販売は継続される。

今回、欧州市場では最も早く、英国にRX-8の最終仕様が上陸。これは、マツダの広島工場で、英国向けの右ハンドル車の生産が終了した関係だ。ファイナルモデルは100台限定で、英国市場へ投入される。

この100台は、「R3」グレード。最大出力231psを発生するロータリーエンジンを搭載。6速MTと組み合わせられ、0-100km/h加速は6.4秒の実力だ。

このR3グレードの現地価格は、2万5540ポンド(約340万円)。9月30日まで、最大3年間、金利5.9%ローンを適用する。

RX-8は2003年のデビュー以来、全世界で累計18万6632台を販売。そのうち、14%に当たる約2万6000台が英国でセールスされた。マツダUKのマーク・キャメロン部長は、「7年間に渡って、RX-8は英国ユーザーに支持されてきた。2万6000名以上のドライバーが、RX-8の世界を楽しんでいる」と、顧客に感謝の気持ちを示している。

《森脇稔》

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