トヨタの北米向けSUV、ハイランダー…HVがバージョンアップ

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ハイランダー・ハイブリッド 2011年型
ハイランダー・ハイブリッド 2011年型 全 7 枚 拡大写真

米国トヨタ販売は23日、2011年モデルの『ハイランダー』を発表した。新しいフロントマスクやハイブリッドの性能向上が話題だ。

初代ハイランダーは2000年に発売。日本では『クルーガー』として販売されていたモデルである。2代目ハイランダーは、2007年2月のシカゴモーターショーでデビュー。日本ではクルーガーが『ヴァンガード』にバトンタッチしたため、2代目ハイランダーは北米専用SUVとなった。現在は中国市場へも投入されている。

2011年モデルは、フロントマスクを一新。グリル、バンパー、ボンネット、ヘッドライトと、ほぼすべてのパーツが変更され、大幅なイメージチェンジを成し遂げた。

ガソリンエンジンは従来通り、2.7リットル直列4気筒(187ps)と3.5リットルV型6気筒(270ps)の2種類。2011年モデルでは、ハイブリッドがレクサス『RX450h』と同じパワートレインに進化している。

エンジンは、従来の3.3リットルV6を、3.5リットルV6に変更。モーターとのトータル出力は、従来の270psから280psへ、10ps向上した。米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地/高速ともに11.9km/リットルと、従来よりも最大で12%向上する。

2011年モデルのハイランダーは、米国では24日から販売開始。同車の今年1〜8月米国セールスは、前年同期比1.4%減の5万5206台と微減。2011年モデル投入で、販売の底上げを狙う。

《森脇稔》

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