米国ホンダは1日、9月の新車セールスの結果をまとめた。総販売台数は9万7361台で、前年同月比は26.1%増。3か月ぶりに前年実績を上回った。
ホンダブランドの乗用車系では、主力車種の『アコード』(日本名:『インスパイア』)が前年同月比15.9%増の2万4127台と、3か月ぶりのプラス。この中で、09年11月に発売された『アコードクロスツアー』は、2507台だ。『シビック』は15.8%増の1万8637台と、3か月ぶりに前年実績を上回った。
『フィット』は前年同月比45.9%増の4792台と、5か月ぶりのプラス。ハイブリッドでは、8月に投入された新型『CR-Z』が、1236台と順調な立ち上がりを見せた。しかし、『インサイト』は3.8%減の1679台にとどまった。
ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、大型SUVの『パイロット』が前年同月比48.2%増の8059台と、7か月連続のプラス。モデル末期の『オデッセイ』も、34.1%増の7691台と健闘している。
主力車種の『CR-V』も1万7907台をセールス。前年同月比は23%増と、7か月ぶりに前年実績を上回った。
アキュラブランドの乗用車系では、『RL』(日本名:ホンダ『レジェンド』)が前年同月比60%増の240台と4か月連続の前年実績超え。主力の『TSX』も7.3%増の2256台と、2か月ぶりに増加した。『TL』も23.6%増の2514台と、6か月ぶりのプラスとなった。
SUVでは、09年12月にマイナーチェンジを受けた『MDX』が、前年同月比83.6%増の4077台と9か月連続で増加。『RDX』も83.8%増の1382台と、8か月連続でプラスとなった。09年12月に発売された新型『ZDX』は、251台を売り上げている。
米国ホンダのジョン・メンデル副社長は、「とくにアキュラブランドが、前年同月比47.7%増と好調。8か月連続で前年実績を超えた」とコメントしている。