高速道路の路肩でランニング、呆れた言い訳

自動車 社会 社会

5日午前8時ごろ、福島県郡山市内の磐越自動車道下り線で、20歳の男性が本線路肩をランニングするトラブルが発生した。幸いにも事故に発展することはなかったが、警察では男性に厳重注意を行うとともに、高速自動車国道法違反容疑で事情を聞いている。

福島県警・高速隊によると、道路管理者のNEXCO東日本から「五百川パーキングエリア付近の下り本線で、男性が路肩を走っていると料金所に連絡が入った」という内容の通報が寄せられた。

同隊がパトカーを出して捜索したところ、郡山市熱海町高玉付近で路肩をランニングしている若い男性を発見。強制抑止するとともに、パトカーへ保護した。

ランニングしていたのは神奈川県小田原市内に在住する20歳の男性。友人らと観光中だったが、五百川PAで休憩中に「ランニングしよう」と思い立ち、実際に開始したという。発見時はPAから約2km離れた場所まで到達していた。保護時の服装はTシャツに短パン姿だったが、大学の陸上部などに所属しているわけでもなく、練習目的の走行でもなかった。

幸いにも事故には発展しなかったが、警察では男性に厳重な注意を行うとともに、高速自動車国道法違反(出入の制限)容疑で事情を聞いている。調べに対して男性は「ランニングが禁止されているとは思わなかった」、「適当なところでパーキング引き返そうと思っていた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る