放火殺人で逮捕の男、車両襲撃事件にも関与

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昨年9月、千葉県東金市内で発生した強盗傷害事件について、千葉県警は16日、別の強盗殺人容疑で逮捕・起訴されている47歳の男を強盗致傷容疑で再逮捕するとともに、犯行に関わった3人の少年も同容疑で逮捕した。

千葉県警・捜査1課によると、逮捕されたのは今年5月に強盗殺人と放火の容疑で逮捕された47歳の男と、20歳(事件当時19歳)の男、16歳と17歳の少年、あわせて4人。問題の事件は2009年9月18日の午後11時ごろ発生している。

4人は共謀し、東金市極楽寺付近の市道を走行していた軽乗用車を強制抑止。運転していた21歳の男性に因縁をつけ、「カネを出せ。出さないとクルマを壊すぞ」などと脅迫した。

男性がこれを拒否すると、持っていた鉄棒で男性の顔面を殴打。鼻骨骨折の重傷を負わせるとともに、この男性と、同乗する別の21歳男性が所持していた携帯電話機2台や現金約1万2000円を奪い、逃走したという。

警察が5月に発生した放火殺人容疑の余罪を追及していた際、この事件への関与が明らかになった。男の供述で共犯の少年3人も特定し、任意聴取を行ってきたが、関与の裏づけが取れたとして、16日までに逮捕している。

調べに対して少年は「遊ぶカネが欲しかった」、「ケンカがしたかった」などと供述。容疑への関与を認める供述を行っている。警察では4人を厳しく追及。それぞれの役割分担や、他の事件への関与も含め、調べを進める方針だ。

《石田真一》

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