EVやHEV向け電動補機類のノイズ対策 村田製作所が開発

自動車 ビジネス 国内マーケット

村田製作所は、ハイブリッドカー(HEV)や電気自動車(EV)などの電動補機類のノイズ対策用にSMDタイプのコモンモードチョークコイル「PLT10HH」シリーズを開発した。

ポンプ類やエアコンなどの補機類を電動化しているHEVやEVは、車載電子機器への悪影響を防ぐため、回転時に発せられる電磁ノイズを低減する必要がある。DC-DCコンバータや充電回路などモーター以外の回路も、電源ラインから各部に漏れ出るコモンモードノイズ低減のために、コモンモードチョークコイルが使用されている。

今回開発した商品は、従来品をSMD化すると同時に、スペース効率を高めることで、従来品の約半分の設置面積ながら、定格電流を3Aから10Aまで向上した。ウォーターポンプや燃料ポンプ、オイルポンプなどのポンプ類、電動エアコンや電動パワステ、電動ブレーキなど)のモーターのノイズ対策やパワーウインドウやワイパーなどのアクセサリ用モーターのノイズ対策として活用できる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
  4. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  5. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る