クライスラーとフィアット。両連合の提携効果を生かした「ダッジ」ブランドの新型セダンが、アルファロメオ『ジュリエッタ』をベースとして、2011年に登場する見込みとなった。
これは、フィアットグループのセルジオ・マルキオンネCEOが21日、イタリア・トリノで開かれた経営説明会で明らかにしたもの。同CEOは、「アルファロメオのジュリエッタをベースにした小型セダンを開発し、米国で2011年内にダッジブランドから発売する」と語った。
この新型セダンは、フィアットの最新技術、「マルチエア」を採用した1.4リットル直列4気筒エンジンを搭載。マルキオンネCEOは、「燃費は17km/リットル台」と、環境性能に自信を見せる。
新型セダンは2011年、米国内で生産開始。現行ダッジ『キャリバー』の後継モデルに位置づけられると見られている。