モーター交換やPC接続でセッティング変更可能な電動バイク

エコカー EV
ウィンドウズPCを使用したコンピュータセッティングの実演
ウィンドウズPCを使用したコンピュータセッティングの実演 全 5 枚 拡大写真

10月25日、岐阜県のユニオートによって輸入販売されることが発表された米国エレクトリック・モータースポート社の電動バイクは、コンポーネントチェンジやコンピュータセッティングが簡単にできることが特徴のひとつになっている。

コンポーネントはバッテリーが鉛・ニッケル水素・リチウムイオンの3タイプで、モーターは低速型・標準型・高速型、ギアは低速型・標準型・高速型を用意する。加速重視型に仕立てるにはリチウム+低速モーター+低速ギアの組み合わせにするなど、ミニ四駆に近い感覚で自身のバイクを自在にセッティングできるという。

コンピュータセッティングは、ウィンドウズPCを使うことが可能。車両とPCをリンクさせ、スロットル開度、回生ブレーキ、出力曲線などを変えることができるほか、バッテリー状態分析やエラー検出機能も備えている。

日本における電動バイクの登録は、ガソリン50cc以下と同じ原付一種はモーター出力0.6kW以下であることが定められているが、それ以上については出力にかかわらず、すべてガソリン車の126~250ccと同じ軽二輪として扱われる。したがってセッティングの許容範囲はガソリン車より高いそうだ。

同社が使うリチウムイオン電池は米国運輸省承認の製品で、発熱量が少なく、気温や湿度などによる影響も少ないとのこと。またBMS(バッテリー・マネージメント・システム)は、電池残量が20%になると出力を半分に絞るなど独自の機能を内蔵している。

《森口将之》

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