米政府、トラックに初の燃費規制…最大20%向上へ

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NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)とEPA(環境保護局)は25日、ピックアップトラックなどを対象とした燃費規制の暫定案を公表した。

この暫定案は、トラックなどの商用車に対する燃費規制としては、米国初となるもの。2014〜18年の5年間に、商用車メーカー各社に、最大20%の燃費向上を求めるという厳しい内容だ。

暫定案では、GM、フォード、クライスラーの米ビッグ3のドル箱であるピックアップトラックの燃費向上目標を、ガソリン車で10%、ディーゼル車で15%に設定。最もハードルが高いのは大型トレーラーなどに対するもので、20%の燃費改善目標を課している。

正式な燃費規制は、この暫定案をベースに2011年の半ばに決定予定。すでにオバマ政権は、乗用車の燃費規制に関して、2016年モデルの燃費を35.5マイル/ガロン(約15.1km/リットル)にすると発表。2025年モデルでは、47〜62マイル/ガロン(約20〜26.4km/リットル)に引き上げる暫定案を公表している。

《森脇稔》

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