検問突破のクルマ、警官2人をひき逃げ

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24日午前10時20分ごろ、京都府八幡市内の国道1号で、検問を突破しようとした乗用車に警官2人がはねられ、重軽傷を負う事件が起きた。クルマはそのまま逃走したが、警察は後に19歳の少年を公務執行妨害容疑で逮捕している。

京都府警・八幡署によると、同署が速度超過車両に対する取り締まりを行っていたところ、18km/h超過で進行してきた乗用車を発見。検問で停止を命じたところ、一度は指示に従って停車したものの、直後にクルマは急発進。車両の前方に回り込んでいた警官2人が次々にはねられた。

この事故で37歳の警部補が足を骨折する重傷。31歳の巡査長も打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

クルマはそのまま逃走したが、同署が緊急手配を行った結果、約30分後に容疑車両を発見。これを抑止し、運転していた19歳の少年を公務執行妨害容疑で緊急逮捕している。

現場は八幡市戸津堂田付近。調べに対して少年は「免許停止になると仕事ができなくなると思い、逃げようと思った」などと供述しているようだ。警察は自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑でも調べを進め方針だ。

《石田真一》

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