ヤマハ発動機第3四半期決算…二輪車や自動車エンジンなど好調

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MAXAM CP250、2010年モデル
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ヤマハ発動機が発表した2010年1〜9月期(第3四半期累計)の連結決算は、売上高が前年同期比15.0%増の9874億円と増収だった。

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二輪車事業は、先進国で販売が減少したものの、アジアや中南米など新興国の販売が好調だった。マリン事業は米国での船外機卸出荷が増加したほか、アジアの業務需要が回復して出荷増となった。

特機事業は、欧米での四輪バギーの需要減少が続いているものの、米国は前年に在庫調整を実施した影響から出荷が増えた。その他の事業でも自動車エンジンや電動アシスト自転車の販売が好調に推移した。

収益では、為替の円高や原材料高騰などの減益要因があったものの、売上の増加、構造改革によるコスト削減、経費の圧縮、国内生産回復による限界利益の増加などで、営業利益は前年同期比937億円改善して488億円の黒字となった。

経常利益も1053億円改善して614億円、当期純利益は同1898億円改善して311億円となった。

《レスポンス編集部》

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