【ロサンゼルスモーターショー10】ホンダフィットにEV…2012年市販

自動車 ニューモデル モーターショー
フィットEV
フィットEV 全 9 枚 拡大写真

ホンダは、17日に開幕したロサンゼルスモーターショーにおいて、『フィット』のEVスタディモデル、『フィットEVコンセプト』を初公開した。

同車は、フィットをベースにEV化したモデル。モーターは『FCXクラリティ』から譲り受けたもので、最高速145km/h、最大航続距離160kmの性能を備える。充電は120Vソケットでは12時間以内、240Vソケットでは6時間以内で完了する。

「3モードEドライブ」システムも導入。「エコノミー」「ノーマル」「スポーツ」の3モードが切り替えられ、ドライバー好みの走行スタイルが選択できる。ホンダによると、スポーツモードでは2.0リットルガソリンエンジンと同等のパフォーマンスを発揮するという。

室内空間は、バッテリーの搭載位置を工夫するなどして、通常のフィットと変わらない5名乗車を実現。バッテリー充電中には、車両から離れた場所にいても、スマートフォンやパソコンにチャージ状況を知らせてくれる。

ホンダは2012年、フィットEVコンセプトの市販モデルを、日米で市販する計画。ホンダの伊藤孝紳社長兼CEOは、「EVは高いユーティリティと運転する楽しさを持つべきだ」と語り、ホンダらしいEVを発売する方針を示している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  4. 幻のV12スーパーカーが100周年で復活か? SNSでは「クライスラーのイメージも変わる」と期待も
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る