NEC、中国向けに地図作成支援ソフトを発売 作業時間を3割削減

自動車 ビジネス 海外マーケット

NECと中国子会社の日電(中国)は、地図作成を支援するソフト「リアルスケープ」を開発し、中国市場で販売を開始する。

リアルスケープは、航空写真の全てのピクセル(画素)を高速に画像処理することで、土地や建物の精密な高さを求めることができるソフトウェア。このデータを活用することで自動的に建物の輪郭を取得することができ、従来の目視・手作業を中心とした地図作成作業と比較して作業時間を約30%短縮できるとしている。

また、一箇所の異なる時期の航空写真を処理することで、自動的に経年変化箇所を抽出することができ、土地利用の変化や災害の被災箇所を正確に把握することも可能だ。

中国市場では自動車販売台数の成長に伴ってカーナビも普及してきている。NECは、日本の国土地理院に相当する国家測絵局や、国土資源関連部署などの公共機関のほか、カーナビメーカーなどの民間企業にレアルスケープを拡販し、今後3年間で100社への販売を目指す。

現在NECは、衛星画像処理の開発に取組んでおり、年内には衛星画像を利用した広範囲、高速な地図作成の自動化も実現する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る