【スバル トレジア 発表】スバリスト予備軍を育てる入門車

自動車 ニューモデル 新型車
トレジア
トレジア 全 10 枚 拡大写真

29日に発表されたスバルの新型コンパクトカー『トレジア』は、トヨタ・ダイハツとのOEM車『デックス』と、『インプレッサ』の間を埋めるモデルとして位置づけられ、事実上スバルのエントリーモデルとなる。

コンパクトでありながら高い居住性や収納性をもつトレジアで、軽自動車からのアップグレード、さらに『レガシィ』や『フォレスター』といった上級モデルからのダウンサイズ層を取込む考えだ。

トレジアの開発を取りまとめた、スバル商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャーの大崎篤氏は、「デックスはデザインやコンセプトからターゲットが絞られているため、間口が狭かった。またこれまでは、レガシィやインプレッサなどからのダウンサイズ層を取りこぼしていた感があります。これを解決し、より多くの方にスバル車に触れて頂きたいという思いからトレジアの投入を決定しました」と語る。

新規ユーザー獲得に向けた具体的なターゲットとしては、2つの層を挙げる。ひとつは「アクティブシニア層」で、ここに大きなボリュームがあるという。子離れし時間を自由に使う事ができるようになったシニア層に、レジャーや普段の買い物などでの使い勝手の良さをアピールする。もうひとつは「ヤングファミリー層」。小さい子どもを持つ家庭で、「ミニバンでは大きすぎるがコンパクトカーなら」という層に訴求する。

大崎氏は、「トレジアを通じてスバル車の魅力を若い人たちにも知ってもらうことで、将来のスバリスト予備軍を大事に育てて行きたいですね」と抱負を語る。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る