【新聞ウォッチ】日経ヒット商品番付、横綱に「スマートフォン」と「羽田空港」

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2010年12月8日付

●EV始動,車作りミニ工場も「系列」崩れ中小の大競争へ(読売・10面)

●坂本にヤナセMVP賞(読売・24面)

●ウィキリークス創業者逮捕、英当局、強姦の疑い(朝日・1面)

●高速新料金批判噴出、国交省案、民主案「無料化ほご」(朝日・6面)

●高速鉄道輸出中国走る、北京で初の世界大会(朝日・10面)

●日本、読解力改善、国際学力テスト理数持ち直す、上海が1位独占、初参加(毎日・1面)

●商品相場が高騰、原油2年ぶり90ドル超え(毎日・8面)

●トヨタが小型セダン特別仕様車(東京・8面)

●本格スポーツカー、ホンダ再び開発へ(東京・9面)

●首相、法人課税5%下げ指示、国と地方合わせ、圧縮論けん制(日経・1面)

●2010年ヒット商品番付、新たな消費生み高まる存在感、横綱「スマートフォン」「羽田空港」(日経・3面)

●環境税導入なら電気代34円上昇、経産省試算(日経・5面)

●中国11月新車販売、日産、3割の大幅増、トヨタ、3か月ぶり2ケタ増(日経・11面)

●都心と羽田・成田間、燃料電池バスなど運行(日経・13面)

●来年の株価、「強気」優勢、証券各社相場見通し、上値1万3000円も(日経・17面)

●発売40周年記念特製カレンダー、日産「フェアレディZ」(日経・35面)

ひとくちコメント

このところのポカポカ陽気も一転、今朝は都心でも10度以下になってようやく年の瀬らしくなってきたが、この1年を振り返る話題や新年を占う予測の記事もチラホラと目に付くようになってきた。

そんな中、きょうの日経は、2010年の日経MJ「ヒット商品番付」を発表したが、横綱には、東が高機能携帯電話「スマートフォン」と、西は32年ぶりに国際定期便が復活した「羽田空港」が選ばれた。大関には「エコポイント」(東)と、「3D」(西)、関脇には「猛暑特需」(東)と、「LED電球」(西)がけそれぞれ選ばれている。羽田空港を除けば、番付上位の三役に家電関連商品が目立つ。

先ごろ公表した金融系コンサルタントやネット通販などの調査でも「スマートフォン」や「3D」などは上位にランクインしていた。半面、昨年のヒット商品として脚光を浴びたハイブリッド車などの「エコカー」はいずれも番外。車関連ではトヨタ自動車の『プリウス』独り勝ちで、東京モーターショーも開かれず、画期的な新型車も少なかったことも今年の特徴のようだ。

一方、きょうの日経は、証券各社がまとめた2011年の日経平均株価予想を取り上げているが、予想幅は9500円から1万3000円で「強気な見通しが優勢だ」(日経)という。節約志向に疲れて「プチ高級」を求める消費者も増えているそうで、年末商戦で百貨店やコンビニなどでは、「例年よりもやや高額のケーキやおせちが売れている」(朝日)という。だが、株価かわずかに上昇したとしても所得が上向かなければ、最低でも100万円近くもする新車の購入などは、年が明けても“高嶺の花”には変わらないだろう。

《福田俊之》

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