GM、ハワイで水素燃料インフラを整備

自動車 ビジネス 海外マーケット
燃料電池車
燃料電池車 全 3 枚 拡大写真

ゼネラルモーターズ(GM)は、ハワイのガス供給会社ザ・ガス・カンパニーと10の団体・大学と提携し、2015年までにハワイへの燃料電気自動車(FCV)向けに水素供給インフラを整備する共同プロジェクトを展開する。

プロジェクトは「ハワイ・ハイドロジェン・イニシアチブH2I)」で、オアフ島に水素燃料の供給インフラを整備、2015年までに諸島にいる100万人の住民に水素燃料を安定供給する。島内に20~25の水素ステーションを戦略的に設置する計画で、ハワイ州の石油への依存を軽減する実験となる。

すでにガス・カンパニーは年間約1万台のFCVに必要となる水素を生産しており、生産量の増産も可能。島内では既存の天然ガス用配管を利用して水素燃料を供給する。

ハワイで利用される石油のうち、現在、海外からの輸入が90%を占めている。住民はガソリン価格の高騰に苦慮している。このため、再生可能なエネルギー資源の活用や省エネ、エネルギー効率の改善などで、非石油使用を70%にまで引き上げる計画で、水素燃料インフラ設備を構築して脱石油を支援していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る