GMがチャリティオークションに出品していた新型プラグインハイブリッド車、シボレー『ボルト』の第1号車。このボルトを、日本円で1900万円もの高値で落札していた人物の正体が判明した。
GMが16日に発表したところによると、この人物の名前はリック・ヘンドリック氏。米自動車販売大手、ヘンドリック・オートモーティブ・グループの会長だ。同氏は14日、このボルトを22万5000ドル(約1900万円)で落札し、全米を驚かせたのである。
1900万円といえば、ボルトの新車価格の5倍以上。どこに、その価値を見出したのか。当のリック・ヘンドリック氏は、「私はシボレーの販売店を30年以上経営しているが、新型ボルトは最もエポックメーキングな車のひとつだ」と語っている。
GMはこの1900万円を、地元デトロイトの公立学校に寄付。公立学校では、ロボットコンテストやNASAのキャンプ参加など、科学技術の学習に役立てる方針だ。