【デトロイトモーターショー11】ボルボ、EVの衝突安全性をアピール

自動車 ニューモデル モーターショー
C30エレクトリックの衝突画像
C30エレクトリックの衝突画像 全 2 枚 拡大写真

今回のデトロイトモーターショーで目立った新型車発表のなかったボルボカーズ。そこで同社は、EVの衝突安全性能を前面に押し出した展示を行った。

ボルボブースに置かれていたのは、『C30』ベースのEV、『C30エレクトリック』だ。欧米の基準である64km/hの前面オフセット衝突テストを受けたモデルを展示。これは、ガソリンやディーゼルエンジン搭載車と変わらない安全性をPRする狙いだ。

EVは既存の内燃機関車とは異なり、高圧なバッテリーや各種ケーブル類を搭載。これらが衝突事故の際、乗員や救助に駆け付けたレスキュー隊員に、感電などの2次災害を及ぼす危険性がある。

同社のステファン・ジャコビー社長兼CEOは、「EVの安全性は乗員のためだけでなく、レスキュー隊員のためにも確保されなくてはならない」と述べ、EVの安全性追求を強化する姿勢を示している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  2. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  3. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  4. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  5. エブリイ&ハイゼットオーナー必見! 最新便利アイテムをレビュー[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る