モトローラ XOOM は iPad に似ている!?…分解レポート

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「MOTOROLA XOOM」(米モトローラによる画像) 「MOTOROLA XOOM」(米モトローラによる画像)
「MOTOROLA XOOM」(米モトローラによる画像) 「MOTOROLA XOOM」(米モトローラによる画像) 全 2 枚 拡大写真

 米調査会社のアイサプリ(iSuppli)は、現地で2月24日に発売されたモトローラ製タブレット「MOTOROLA XOOM」(以下、XOOM)の分解レポートを発表した。同端末は日本国内でもKDDIから4月上旬に発売される予定だが、米国版と異なり3G機能を搭載しないWi-Fi端末となっている。

 米国での同端末の本体価格は$799で、ベライゾンとの2年契約付きでは$599となる。レポートによれば「XOOM」の部品原価のトータルは$352.92だった。同社は「XOOM」の構造的な特徴について、「“XOOM”は明らかにiPad 3Gを意識してデザインされており、その部品コストの配分はiPadのそれと非常に似ている」と述べている。ちなみに同社が以前分解した32GBの3G iPadの部品コストは約$320だった。

 例えばXOOMとiPadにおいて、最も高価な部品はディスプレイとタッチスクリーンであり、XOOMの10.1インチのディスプレイとタッチスクリーンは$140で、総コストの38.9%。一方で9.7インチのiPadでは、$125となっている。

 次に高価な部品はXOOMとiPadともに、メモリ関連となっており32GBのXOOMでは$80.40で総コストの22.3%。また32GBのiPadでは$67.80となっている。

 XOOMはiPadの特徴を取り入れる一方で、デュアルコアプロセッサーやバック/フロントカメラを搭載するなど、iPadとの差別化要素もある(3日に発表されたiPad 2にはカメラが搭載された)。CPUにデュアルコアの「Nvidia Tegra 2」を採用したXOOMのプロセッサ関連のコストは$20.78で、シングルコアの「A4プロセッサ」を搭載したiPad 3G($11)の約2倍となっている。またXOOMは500万画素のバックカメラと200万画素のフロントカメラを搭載しており、そのコストは$14となっている。

「MOTOROLA XOOM」はiPadに似ている!?……分解レポート

《編集部@RBB TODAY》

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