日立、自動車向けパワー半導体の生産能力を2倍に

自動車 ビジネス 企業動向

日立製作所は、ハイブリッド車や電気自動車などに使用されるパワー半導体の需要拡大に対応するため、生産能力を2倍に増強する。

同社は現在、ダイオード、高耐圧IC、IGBTモジュールなどのパワー半導体を製造している。高出力密度、長寿命化技術を強みとしたパワー半導体は、環境対応自動車、分散型発電設備用途などで需要が拡大しており、今後も成長が見込まれる。

このため、環境対応自動車用IGBTモジュールの生産能力を現在の2倍に増強する。パワー半導体の組み立てを行っている子会社の日立原町電子工業の原町第二工場(福島県南相馬市)に製造ラインを増設する。投資額は約10億円。これにより生産能力は現在の月産1万個から、2011年10月には2万個に引き上げる。

また、新たに増設する製造ラインでは、最先端の自動化ラインを導入し、リードタイムの短縮や生産効率の向上を図る。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. 「小さなハヤブサ」と「小さなYZF-R1」が宿っている…同じ250ccスポーツでも全く違う!? スズキ『GSX250R』とヤマハ『YZF-R25』を乗り比べてみた
  5. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る