【プリウス ミニバン プロトタイプ発表】一人でも満足できるミニバン

エコカー ハイブリッド
プリウス・スペースコンセプト
プリウス・スペースコンセプト 全 6 枚 拡大写真

トヨタ自動車が4月下旬より販売を開始する『プリウス』のミニバン仕様。ファミリーユーザーを主なターゲットとするが、開発において目指したのは「一人で乗っても満足できるミニバン」だったという。

開発を担当したトヨタ第1開発センターの粥川宏(かゆかわ・ひろし)氏は、「日本では多人数が乗車できるミニバンが好まれています。しかし普段は一人で運転する機会の方が多いですし、(ボディが大きく燃費も良くないため)燃費に満足できない、という方も多いでしょう。そこで『プリウス・スペースコンセプト』(仮)は、燃費、スペース、スタイルすべてのニーズに高い次元で応えることができるクルマをめざし開発をおこないました」と語る。

プリウス・スペースコンセプトは、3列シート7人乗りと2列シート5人乗りを設定する。3列シートではファミリーに、2列シートでは広いスペースを活かしたツーリングワゴン的な用途を求める層に訴求する。また、プリウスは欲しいが室内、荷室に満足できないという層にとっても2列シートは大きな魅力となる。燃費はどちらの仕様を選んでも変わらないという。

目的、ライフスタイルを問わないミニバンならではの使い勝手の良さ、そして仕様を問わずハイブリッドならではの燃費の良さを手に入れることができる、という点がプリウスミニバンを選ぶメリットとなるだろう。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る