マツダ アクセラ、最高の衝突安全性評価…IIHS

自動車 ビジネス 海外マーケット
アクセラ 衝突実験後の車両状況
アクセラ 衝突実験後の車両状況 全 4 枚 拡大写真

米国IIHS(道路安全保険協会)は21日、2011年モデルの『マツダ3』(日本名:マツダ『アクセラ』)を、「2011トップセーフティピック」に認定した。

画像:マツダ3の衝突テスト

IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで実施。ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価する。

さらにIIHSでは、追突時のむち打ち確認テストと横転を想定したルーフ強度テストも行う。総合評価でGOOD(優)となった車を、「トップセーフティピック」に認定し、衝突安全面でのお墨付きを与えている。

アクセラのテスト結果は、前面衝突では右足への傷害レベルがACCEPTABLE(良)評価となったのを除いて、頭、首、胸、左足と、すべての部位へのダメージが最小限で、各部位がGOOD(優)評価と認められた。

側面衝突では、ドライバーの足への傷害レベルと後席乗員の胸への傷害レベルがACCEPTABLE(良)評価となったのを除いて、運転席と後席ともに、GOOD(優)評価。ボディの安全構造に関しては、前面衝突がGOOD(優)評価、側面衝突がACCEPTABLE(良)評価となった。

また、追突時のむち打ち確認テストとルーフ強度テストは、GOOD(優)。その結果、アクセラは総合評価が最高のGOOD(優)となり、トップセーフティピックに輝いた。

ルーフ強度テスト導入以来、マツダ車がIIHSのトップセーフティピックに輝いたのは初。IIHSは「今回のトップセーフティピックは、2010年12月以降の生産分に適用する」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  4. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る