国土交通、経済産業両省は22日、「乗用自動車の性能向上に関する製造事業者等の判断基準」の改正を発表、今年4月以降に型式指定を受ける自動車については、JC08モード燃費値の表示を義務付ける。
乗用車および貨物車の燃費測定方法を、現行の10・15モードからより実走行に近づけたJC08モードに円滑に移行するため。
型式指定時に10・15モード燃費値を測定せず、JC08モード燃費値を測定している自動車について、平成22年度燃費基準の達成状況を報告する際は、JC08モード燃費値を一定の換算式を用いた換算値により実測の10・15モード燃費値と併せて基準の達成を判断できることとしている。
施行日は4月1日。同省ではよくある質問をQ&A方式でまとめ、紹介している。