昭和シェル、卸価格の据え置きを継続---震災前の価格

自動車 ビジネス 国内マーケット

昭和シェル石油は、先週に引き続き3月26日から4月1日までの石油製品の卸価格の改定を見送ると発表した。東日本大震災発生前の価格に据え置く。

同社は、特約店向け石油製品卸価格の改定では、原油価格の変動や石油製品取引市場の指標価格を勘案して週次で価格を改定している。

業界を挙げた取り組みによって東北・関東地方への石油製品の供給は改善傾向にあるものの、供給体制の安定にはまだ時間がかかる見通しで、石油製品市場の指標価格が健全に形成されない恐れがあると判断、卸価格の据え置きを決定した。石油製品の不足から価格が急上昇するのを防ぐ狙いがある。

ただ、石油情報センターが発表したレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、震災前の3月7日から22日までの2週間で5.7円上昇した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. 公取委、ダンロップに行政処分 全天候型タイヤ「安売り阻止」疑い[新聞ウォッチ]
  4. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  5. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る