GMが2010年末から米国で販売を開始したレンジエクステンダーEV(発電用エンジンを搭載する電気自動車)、シボレー『ボルト』。同車のビュイック版を、GMが開発しているという。
これは3月31日、『ブルームバーグ』が掲載したもの。同メディアはGM関係者からの情報として、「ボルトのビュイック版が2013年にも登場する」と報じている。
同メディアによると、GMのダン・アカーソンCEOは、シボレー、ビュイック、キャデラック、GMCの北米主要4ブランド全てに、ボルトのようなレンジエクステンダーEVを投入する方針。ガソリン価格の高騰で、需要の伸びを見込んでのことだという。
ところで、ボルトにはその欧州版として、オペル『アンペラ』が存在する。両車の違いは、フロントマスク程度だ。しかし、ビュイック版ボルトに関して同メディアは、「プレミアムブランドのビュイックらしく、専用の内外装を採用。軽量化やEVモードでの航続距離延長も図られる」とレポートしている。