【東日本大震災】日産のサービスセンター、納車前の新車が流されていく

自動車 社会 社会
東日本大震災 日産宮城サービスセンターも壊滅的被害
東日本大震災 日産宮城サービスセンターも壊滅的被害 全 10 枚 拡大写真

仙台港から内陸側へ約1km入った場所(多賀城市町前1丁目付近)には、納入前の新車整備を行う日産宮城サービスセンターがある。大型倉庫などの高い建物に囲まれ、近くの道路を走っているかぎりは海を感じさせないが、ここも津波で壊滅的な被害を受けた。

【画像全10枚】

「地震後に大津波警報が発令されたことを知り、弊社の従業員は近くにあるショッピングセンター(イオン多賀城店)の屋上に退避しました。一部の従業員は建物2階に留まりましたが、津波は1階部分が完全に浸かるぐらいの高さで来たようです。おかげさまで人的な被害はありませんでした」と語るのは、日産宮城サービスセンターの高橋さん。高橋さん自身は当日が非番で、別の場所にいたという。

この会社ではディーラーへ収める前の新車をチェックしたり、オプション品を装着するなどの作業を行っているが、会社の建屋奥に位置する新車保管場所に留置していたクルマはほとんど流されてしまった。

「トヨタさんのモータープールに置かれていたクルマがスズキさんの施設に。スズキさんの施設や、近くの倉庫に止まっていた大型トラックがうちの施設になだれこんできて、トラックは建物も破壊していきました。うちのクルマは広範囲に流れ、一部はJR仙石線の線路上でも発見されています」(高橋さん)

現場付近の仙石線は高架区間となっている。水はその高さまで達したということなのだろう。

新車保管場所には「震災前まで新車だったクルマ」が積み上げられているが、あまりの高さに言葉を失った。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『エスティマ』が“走りのミニバン”として復活か…アルファードと棲み分けは
  2. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  3. 輸入車登録、2026年上半期9.0%増の19万226台 トヨタが2位浮上
  4. 「ヤマハ発動機前」駅が誕生、JR東海道線「御厨駅」の副駅名標に…設楽社長「共創の玄関口に」
  5. ベントレー、新たなグラデーションペイント発表…車体の片側から反対側へ色が変化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. マツダの車載CO2回収装置、走行中の貯蔵に初成功…回収量は前回比9.6倍の804gに
  2. 7/27申込締切 【激変するインド自動車産業】政策転換とEVシフト、クイックコマースが拓く日本企業の勝機
  3. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  4. 「フィジカルAI展2026」初開催、現在地を知る!…ものづくりワールド
  5. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
ランキングをもっと見る