【東日本大震災】石油元売り、震災前を上回る供給量---油槽所を共同利用

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3月21日、震災後内航タンカー初入港(塩釜)
3月21日、震災後内航タンカー初入港(塩釜) 全 2 枚 拡大写真

石油連盟は、塩釜地区で実施している石油元売りの油槽所の共同利用で、東北地方向けに震災前の供給量を上回る出荷を開始していると発表した。

[写真:被災地に向けドラム缶灯油出荷]

石油元売り5社は、被災したJX日鉱日石エネルギーの仙台製油所などの東北地方向けの生産停止分をカバーするため、出光興産、東燃ゼネラルの油槽所の共同利用を開始、業界が一致団結して東北地方の燃料供給体制を強化している。

東日本大震災直後は、日本海側の油槽所などから10時間以上かかって燃料を供給していた。太平洋側の油槽所をフル活用することでサービスステーションへの供給までの時間を大幅に短縮できる。

共同利用している出光興産、東燃ゼネラルの油槽所は、日量6000~8000キロリットルの石油燃料を受け入れており、震災前の供給量を上回る出荷を開始している。出光興産の油槽所はJXエネルギーが利用、東燃ゼネラルの油槽所は昭和シェル、コスモ石油が利用している。

コスモ石油は塩釜油槽所が4月4日から定量出荷を再開する予定で、4月中旬には完全に復旧する見込み。昭和シェルの塩釜油槽所は10日ごろに復旧する見通し。

一方、八戸地区にある各油槽所とも3月25日から受入を開始しており、出荷能力は今週中に震災前のほぼ8割程度に回復する見通し。石油元売り各社は、石油製品の配送で障害が生じた場合、協力して問題解決に当たることを確認している。

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《レスポンス編集部》

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