米国ハイブリッド車販売、46.5%の大幅増…3月実績

自動車 ビジネス 海外マーケット
CT200hが初登場ながら2199台を販売し3位と健闘
CT200hが初登場ながら2199台を販売し3位と健闘 全 3 枚 拡大写真

日本ではガソリンの高値が続いているが、米国も事情は同じ。その米国では3月、ハイブリッド車の販売が前年同月比46.5%増と大きく伸びたことが分かった。

これは2日、米国のハイブリッド車専門の情報サイト、『HybridCars.com』が伝えたもの。同サイトによると、3月の米国新車販売におけるハイブリッド車の総販売台数は3万4082台で、前年同月比46.5%増の高い伸びを示したという。

これは、ガソリン価格の上昇で、新車購入の際、燃費性能を重視する顧客が増えているため。現在、米国の平均ガソリン価格は、1ガロン(3.785リットル)当たり3.5ドル(約295円)という高水準にある。

同サイトが調査した3月の米国ハイブリッド車販売ランキングベスト10は以下の通り。車名、販売台数、対前年同月比の順に記載。

1.トヨタ・プリウス…1万8605台(57.9%増)
2.ホンダ・インサイト…2782台(68.4%増)
3.レクサスCT200h…2199台
4.ホンダCR-Z…1685台 
5.フォード・フュージョン…1466台(12.2%減)
6.レクサスRX450h…1438台(14.9%増)
7.トヨタ・カムリ…1437台(7.2%減)
8.フォード・エスケープ…1195台(2.3%増)
9.トヨタ・ハイランダー…797台(34.2%増)
10.リンカーンMKZ…615台

トヨタ『プリウス』の1位は当然としても、注目は3位に入ったレクサス『CT200h』。ランキングに初登場ながら、2位のホンダ『インサイト』に次ぐ2199台を売り上げた。同サイトは「プレミアムハイブリッドでありながら、2万9210ドル(約248万円)のベース価格が巧を奏した」と分析している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  2. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  3. あさひ、通勤向け電動アシスト自転車「OFFICEPRESS-e」モデルチェンジ…安全性と整備性を向上
  4. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  5. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る