[トヨタMS提携]豊田社長「MSとトヨタは共にベンチャーのDNAを持っている」

自動車 ビジネス 企業動向
提携会見
提携会見 全 5 枚 拡大写真

日本時間の7日未明、トヨタ自動車とマイクロソフト(MS)との提携が発表された。

MSのクラウドプラットフォームである「Windows Azure」をベースに、人と車と住宅をつなぎ、エネルギー消費を統合的にコントロールする「トヨタ スマートセンター」の機能を拡充し、EV/PHVに最適化したスマートグリッドのシステムを共同で構築する。

トヨタ自動車の豊田社長は大規模なデータセンターをもつMSのクラウドプラットフォーム利用することでより高度なテレマティクスサービスが実現でき、「クルマの付加価値になる」と説明。

今回の提携について、豊田社長は「1998年に私がGAZOOのプロジェクトを立ち上げた時、MSがベンチャーとしてのDNAに共感してくれた。GAZOOはアメリカの先見性と懐の深さに育てられたプロジェクトであり、MSとはそれ以降も一緒に仕事をさせていただいてきた」とMSとの縁を紹介。

「昨今、エネルギー問題や環境問題がよりクローズアップされてきた。次世代環境車の実現が急がれているなか、この1月にバルマー氏に訪問し、いままで以上に力を貸して欲しいと申し出たところ、二つ返事で受けてくれた。MSもトヨタもともに、もともとベンチャーとしてのDNAを持っていた。この両社が融合したすることで、今後どういうワクワクするクルマが出てくるか、皆様に期待いただきたい」

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る