ローソン、今期営業利益予想3.5%増…震災影響を商品でカバー

自動車 ビジネス 企業動向
ローソン新浪剛史社長(14日)
ローソン新浪剛史社長(14日) 全 3 枚 拡大写真

ローソンは14日、2012年2月期の連結営業利益が前期比3.5%増の575億円になる見通しと発表した。東日本大震災に伴う影響を新商品の投入や店舗網の拡充でカバーし、最高益更新を狙う。

ローソンの新浪剛史社長は、今回の震災で営業利益面で「35億円の影響になる」としたうえで、「厳しい状況でもチャレンジしていく。低い目標では、こんなもので良いとなってしまう。数値面でもがんばる」と強調した。

具体的には『プレミアムロールケーキ』に代表される「原料から自ら調達して製造、販売する」(新浪社長)プライベートブランド商品の拡充による収益向上や、新たに330店増やして10324店舗体制とすることなどにより、増益を見込む。

一方、今期の純利益は震災の影響で約50億円の特別損失のほか減損処理に80億円を計上することなどにより、前期比22%減の198億円となる見通し。ただ配当予想は5円増配の年175円とした。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る